水道用語収録目録:元止め式

名古屋水道修理隊

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元止め式
水道設備や配管において特定の位置で流れを制御したり流れを停止させたりするために使用される機構や方法を指します。これは、流体(通常は水)の流れを制御することで、効果的な配管システムの運用や管理を実現します。以下では、元止め式の基本的な概念、種類、利点、および適用について説明します。

1.元止め式の基本的な概念
a.流体制御
元止め式は、水道設備における流体(水)の流れを制御するための装置や方法を指します。これは、流体の流れを調整したり一時的に停止させたりする役割を果たします。
b.位置による制御
元止め式は、特定の位置でバルブや弁を閉じたり開いたりすることによって流体の流れを制御します。これにより必要な箇所で流量を調整したり停止したりすることが可能です。
2.元止め式の種類
a,バルブ
バルブは、回転式や上下動式など、操作によって流体の流れを制御する機構を持つ装置です。一般的なバルブには、ゲートバルブ、ボールバルブ、チェックバルブなどがあります。
b.弁
弁は、特定の条件(圧力、温度、流量など)に応じて流体の流れを制御する装置です。圧力制御弁、温度制御弁、流量制御弁などがあります。
c.栓(ストップコック)
栓は、一般的に水道設備で使用される元止め式の一種で、回すことで開閉する装置です。通常、回す方向によって流体の流れを制御します。
3.元止め式の利点
a.流体の制御と安全
元止め式を利用することで、流体の制御が容易になり設備や配管の安全性が向上します。
b.メンテナンスの効率化
バルブや弁を使用することで、メンテナンスや修理が効率的に行えます。
c.エネルギー効率の向上
適切なタイミングで流体の流れを制御することによりエネルギーの節約や効率的な運用が可能となります。
4.元止め式の適用
a.家庭用水道
住宅や建物の水道設備において各所での水の流れを制御するためにバルブや栓が使用されます。
b.産業用途
工場やプラントなどの産業施設では、流体の制御が重要でありバルブや弁が幅広く活用されています。

元止め式は、水道設備や産業用途において効果的な流体制御を可能にし安全性や効率性を高める重要な機構です。適切な元止め式の選定と運用により効率的な水道システムが構築され、適切な流体制御が実現されます。